継続的な事業
福祉リーダー塾(労福協東部ブロック)
労福協東部ブロックが結成40周年を契機に、地域や職場で労働者自主福祉運動の新たな活動を担うリーダーの育成を目的として、2006年10月に福祉リーダー塾を開設しました。
<福祉リーダー塾がめざすもの>
- 労働組合も労福協も広義の意味ではNPO(市民セクター)であるとの認識に立ち、
労働者自主福祉運動と地域を軸とする市民運動と連帯・協同して、新たな社会運動の構築をめざす。 - 労働組合、労働者福祉事業団体も社会変革の担い手の一員という観点に立ち、
社会的連帯の概念のもとに、市場経済偏重社会から「成熟した市民社会」へのシステムチェンジの一翼を担う。 - 生涯にわたって働く者の「労働と暮らしをサポートする」自主福祉運動を展望しつつ、
労働の復権と新しい市民社会の創造をめざす。 - 3つのソーシャルを柱にした労働者自主福祉運動の実践。
①ソーシャル・インクルージョン(社会的排除からの包摂)
②ソーシャル・キャピタル(社会関係資本、人間関係資本)
③ソーシャル・サービス(社会的事業) - 労働組合や労福協は存在そのものが社会性を有していることを再認識し、社会的連帯の観点から新しい公共サービスの担い手となることをめざす。
<研修科目と主な研修テーマ>
- 労働運動と労働者自主福祉運動の理念と歴史
- 労働者自主福祉運動の現状と課題、その事業論および運動論
- 労働運動・労福協運動が地域社会に果たすべき役割と使命
- 市民社会と市民民主主義
- NPOと労働組合・労福協の連帯と協同
- 労働金庫・全労済運動の理念と使命、地域社会との連帯、発展に向けた課題
- 福祉リーダーとしての必須スキル
福祉リーダー塾の様子
福祉リーダー塾のグループワークの様子